「神の喜びのための善の対象」
喜びはどういう時に生じるのでしょうか?原理ではこう述べています。「自己の性相と形状の通りに展開された対象があって、それから来る刺激によって、自体の性相と形状とを相対的に感ずるとき、喜びが生じる」。
ここからわかる事は、喜びの条件として①対象の存在②対象の相似…の二つがあります。
ある対象が自分に似ているとき、とても嬉しくなるのです。例えば、親は自分の子供を見ると喜びます。客観的に見て、それほど美形でなくても、親から見れば、自分に似ているので最高に可愛いのです。
その喜びの度合いも、子供の似顔絵→写真→映像→実体…と増してきます。より、実物に似てくるからです。
またペットで一番多いのは、猫や犬です。あまり爬虫類をペットにする人はいません。これも、哺乳動物の方が、人間に似ているから喜びが大きいからです。
でも蛇が大好きという人もいます。くねくねとした世界や冷たい肌触りなどが、その人の持っている性格に合っているからでしょうかね。
この相似性を生活に応用してみましょう。社会心理学で「ミラー効果」があります。話し合う時、相手の仕草を、同じように真似るのです。
そうすると、相手は親近感が湧き「この人はいい人だ。私の事をわかってくれている」と思います。これを営業に使うと、物を買ってくれるようになります。
このように、相手を喜ばせ人間関係を良くする為に、利用するといいのです。
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