「宗教的な対象を科学する」
神様や霊界など目に見えないものの話をすると
「非科学的だ!」と言われます。いかにも非科学的なものの話をすると、間違っているような感じです。「非科学的=存在しない」のように言われます。
でも非科学的だから存在しないんじゃないんです。宗教的なものは科学の対象外だったというだけです。なぜなら科学で証明するのが難しいからです。
「神様や霊界の存在は科学的に証明できないから、あるともないとも言えない」というのが、謙虚な科学者の態度です。
ところで統一原理は、今まで科学の対象外だった神や霊界について、どう科学的に証明するのでしょうか?
科学とは仮定があって、仮定の元に理論を立て、理論の元に実験して、実験の結果が何度やっても同じ理論通りの結果が出た場合、その仮定は証明されたとする方法論です。
統一原理は神が存在するという仮定の元に神が存在するなら、この世界は神が創造したとみて、その創造の目的は何だったか、という理論を立てます。これが「創造原理」です。
その理論の元に歴史や現実社会、人間の心の様相を見たとき、そこに神が存在したとしか言いようがない根拠を示します。これが主に「復帰原理」です。
統一原理は宗教的内容を、科学的に証明しようとしています。では、本当に証明できるのでしょうか?
統一原理を聞いてみると、確かに神は存在すると思います。でも証明とは言い切れません。どんなに科学的にアプローチしても限界があるのです。
もともと科学自体が、変遷していきました。ある時代では真理と思われていたものが、そうでなくなることもあります。
何よりも神が人間や宇宙を創造したとするなら、創造された低次元の者から、創造した高次元の者は理屈では理解できないのです。
ですから統一原理を聞いても、神が存在するとは言い切れません。あくまでも神の実在を実感するための「ルート」を示すものなのです。
最後は一人ひとりが、実感するかしないかによるのです。なので神の存在を否定する考え方も一つの考えとして受け入れる姿勢が必要です。
私は宗教的には神を信じていますが、科学的には未だ神や霊界の存在に関しては探求者です。霊界を信じる人、信じない人、共に探求してまいりましょう。
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