イタリア旅行中、ずっと快晴続きでしたが、特にこの日は雲ひとつない青空でした
ローマ市内にある世界最小の独立国、ヴァティカン市国に訪れました。
サン・ピエトロ大聖堂
ヴァティカン市国のシンボルであり、世界に10億人近い信者を持つカトリックの総本山です。
聖ペテロの墓所とされる場所に4世紀に建設されたのが始まりで、現在の建物は1626年に完成した2代目です。
ルネッサンスとバロックが融合した、キリスト教最大の聖堂建築物といわれています。
大聖堂の中へ入るためには、手荷物検査があります。
行列ができている時が多く、数十分から数時間並ぶこともあるそうですが、今日は朝早かったせいか、待ち時間ゼロ。
とてもラッキーです
建物の正面を飾る彫像
キリストの使徒(ペテロを除く)十一使徒の像が建っています。
正面玄関から入って、まっすぐに祭壇に向かう身廊。約180mあります。
所々から光が差し込み、厳かで神聖な空気が漂っていました。
素晴らしい聖堂です。
主祭壇を覆うブロンズ製の高さ29mある大天蓋。
1633年に建築家ベルニーニが手掛けました。
ねじれた柱に、月桂樹やオリーブの枝がからみつき、
ここで教皇が儀式を行います。
奥に見えるのが、もっとも神聖な場所で聖ペテロの司教座があります。
聖堂を警護している、スイス人衛兵の交代式
彼らはヴァティカン市国の住民で、カトリック信者。
厳しい審査をパスしたエリートだそうです。
また、着ている制服は、ミケランジェロがデザインしたと言われています。
タイミング良く見ることができました