ミケランジェロ広場から見渡したフィレンツェの街並み
フィレンツェのシンボルである、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂はさすがに存在感がありますね。
ヴェッキオ橋
ヴェッキオとは古いという意味なんです。
フィレンツェで最古の橋ということから、ヴェッキオ橋と名づけられました。
この橋は16世紀半ばに、橋の2階部分にヴァザーリの回廊が増築され、メディチ家の人々がピッティ宮とヴェッキオ宮を行き来する際にここを通りました。
群衆から身を守るために建造されたといわれています。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
「大きい!」というのが第一印象でした。
大聖堂の外壁は、赤、白、緑の3色の大理石で幾何学的に装飾されていて、とても美しいです。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の大円蓋は、直径約42m、高さ100mを超えます。
この巨大な型枠と足場を組むのは当時不可能と言われていましたが、公募によって選ばれた建築家、フィリッポ・ブルネッレスキが克服しました。
彼は、レンガの重みに耐えられるドーム屋根を造るため、屋根を二重構造にすることを提案。
2重の円蓋は互いに支え合い重量を分散するので、屋根の重みで建物が崩れる危険がなく二つの円蓋の間には、人が作業する空間もできるという画期的なものでした。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の正面に建つ、サン・ジョヴァンニ洗礼堂。
東門の扉にある旧約聖書をモチーフとしたレリーフは、その美しさに感動したミケランジェロが「天国の門」と称賛したことから、現在もこの名前で知られています。
この「天国の門」の前には、観光客がいっぱいでした。
また、洗礼堂内部の天井には「最後の審判」を描いたモザイク画があり、見応えがあります。
ヴェッキオ宮の入り口。
ミケランジェロのダヴィデ像コピーや、ヴェッキオ宮の前に広がるシニョーリア広場には多数の彫刻が立ち並び、野外美術館のようになっています。
この他にも、フィレンツェの市街には、美術館や博物館、聖堂や修道院など見所がたくさんあります。
そして、徒歩で観光できる距離です。
私は、ウフィツィ美術館へ行きました。
ボッティチェリの名作「ヴィーナスの誕生」や「春」を間近で見て感動しました
フィレンツェでの夕食
前菜のペンネです。
陽気なウエイターが何度もテーブルに来て、ペンネを追加しようとします。
でも、これ前菜なんですよね。
メインが来る前におなかいっぱいになっちゃいそう。
でも、トマトベースの味でおいしかったです。
メインディッシュのステーキ
フィレンツェ風のステーキでビステッカ・フィレンツェと呼ばれています。
厚みがあって大きいけれど、柔らかくておいしかったです。
マッシュポテトがたっぷり添えられていました。
デザートは、なんと籠にフルーツが丸ごと入ったものが出されました。
ウエイターがイタズラっぽい笑みをうかべながら運んできたので冗談かと思いましたが、ひとつのテーブルにひと籠ずつ置かれ、結局各々が好きなフルーツをとって皮をむいたり、切ったりして食べました。
意外な出来事に、結構盛り上がり楽しいデザートタイムになりました