新たなる希望に向けて | 13歳でがん告知 ✩.*˚愛娘は今日も笑顔です✩.*˚

13歳でがん告知 ✩.*˚愛娘は今日も笑顔です✩.*˚

現在看護学生1年、当時13歳の娘が受けたがん告知。
希少がんが故に確立された治療法がないらしい腺様嚢胞癌とやら……
過去から現在に至るまでの記憶を留める為。
同じ境遇の方が少ないので、そういった方に少しでも情報が伝われば…という思いで始めてみたいと思います。

先日、経過観察の為のCT検査で大学病院へ行ってきました。


4月の検査では5mmスライスで撮影。

今回は1.25mmスライスで撮影してくれました。

結果、前回いくつもある中で比較的大きかった2~3mmだった腫瘍が今回は8~9mm程度になっているとの事。

しかし前回5mmスライスだった為、実際はもう少し大きかった可能性もあり何とも言えないとのこと。

数に関しても目立って増えているという印象はなく4月から大きな変化は無いようです。

つまりはサイバーナイフ治療はもう暫くは見送りになるかと。


前回の受診時、免疫チェックポイント阻害薬の効果が望めるか否かを判断する為、生検の検査をお願いしていた結果に関してもお聞きしました。

結論から言うと娘には効果が見られないかもしれない結果だったとの事。

しかしながら、生検に出した涙腺の腫瘍の組織と肺へ転移している腫瘍の組織が必ずしも同じものと言い切ることも出来ない為、試してみる価値はあるかもしれないと。

ただ免疫チェックポイント阻害薬に副作用がない訳ではなく、何の弊害もないわけではないという説明もお聞きし、できることなら抗がん剤も併用した方がいいのでは?というご提案も頂きました。

腺様嚢胞癌は比較的進行が遅いと言われており、前回の検査から4ヶ月後の今回の検査でもそこまで大きな変化は見られなかったことを踏まえ、やはり受験が終わるまでは無治療で行きたい気持ちをお伝えしました。

先生も「そう言ったお気持ちであるなら、実際抗がん剤の効果があまり望めない癌の種類とも言われておりますし、現状積極的治療はお勧めしません。」とお話して下さり、がん遺伝子パネル検査についてのご説明もして下さいました。

一筋の光でも治療に繋がる何かが見つかるのであればそこに希望を見出したいとお願いをしてきました。


次回は12月中旬。

受験の合否が分かってからの受診になります。

そこで今後の治療方針についてしっかりと話を進めて行きたいと思っています。


病気が分かって5年。

様々な受け入れ難い現実とも向き合い、それでも夢を叶えようと頑張っている娘。

どうか夢が現実となりますように☆。.:*・゜


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