言葉の矛盾 | 13歳でがん告知 ✩.*˚愛娘は今日も笑顔です✩.*˚

13歳でがん告知 ✩.*˚愛娘は今日も笑顔です✩.*˚

現在看護学生1年、当時13歳の娘が受けたがん告知。
希少がんが故に確立された治療法がないらしい腺様嚢胞癌とやら……
過去から現在に至るまでの記憶を留める為。
同じ境遇の方が少ないので、そういった方に少しでも情報が伝われば…という思いで始めてみたいと思います。

お久しぶりです。母です。


娘にバトンタッチしてから早何ヶ月?

時の経つのはとても早くて

そんな間にも彼女の身体には色々な変化があり

少し早すぎはしないかと……


彼女が目の奥の痛みを訴えてから4年

中1だった娘が高2になりました。

重粒子線治療に望みをかけて眼球温存の治療法を選んだものの……昨年再発

結局温存した意味はなかったこととなり

更には今年に入って肺転移


腺様嚢胞癌の進行はゆっくりだと聞きましたが、決してゆっくりではないような……


先日下の娘(8歳)と一緒にお風呂に入っていた時のこと

『 ママ、何でお姉ちゃんが病気にならなきゃいけなかったの?お姉ちゃんは何歳まで生きられるの?お姉ちゃんいっぱい頑張ってるのにさショボーン

と…小さいなりに思うところがあるようでした。それに対する私の返答は

『 それはね、神様にしかわからないんだょ。でも、お姉ちゃんいっぱい頑張ってるからきっと大丈夫。』

娘が病気になった時、神様なんて居ないと思った。

でも、初詣に行った際や何かの願掛けの際には必ず『 娘の癌が二度と再発、転移しませんように』と願っている自分がいて……

言葉の矛盾と言うより思考の矛盾?

気持ちの整理がつきません。


それでも娘は笑顔です。

毎日、毎日笑顔です

だから私たち家族も笑顔で居られます。


もしも神様が居るのなら

どうか、これ以上の試練を娘に与えないで下さい。矛盾だらけの正直な気持ちです。


写真は昨日の晴天と紅葉