こんにちわ
先週の某日に
長男の空手の試合で
早起きして
家族で試合会場へ
毎回試合は9時くらいに
会場入りして
試合自体は10時から
15時くらいまであります
年に5回ほどありますが
参加費として5000円かかります
試合には出ても出なくても
いいんですが
今年は初めての小学生部門だし
ほぼすべての試合に出ました
試合には色々とレベルがあり
出れる試合出れない試合と
各レベルに応じて
師範（教えてくださる方）が
決めてくださります
長男は去年の4月から
試合に初めて出て
初出場にて形の部門で入賞
正直こんなレベルで取れるんや
って気持ちになってました
あれから1年
同じ学年でも周りは
どんどん成長していきます
たくさんの試合に
出させてもらいましたが
ことごとく初戦にて負けの連続
空手には
”形”と”組み手”と試合が
2種類あるんですが
どちらもほぼボロ負け
たまに1回戦勝っては
2回戦にて負け
毎回このパターンで
入賞どころかほぼボロ負けです
今回の試合も
5人の1年生が出ましたが
”形”の試合では
1番仲良しの男の子が
優勝
もう1人の仲良しな女の子が
準優勝
と輝かしい成績を収めて
長男は最下位
試合会場から応援席に
戻ってきたときは
もうどんよりで暗い長男
周りの友達とは
どんどん差が出てきて
私もみていてすごく感じました
長男にはもしかすると
素質がないのかも？
なんて思ってしまう自分もいて
午後からは”組み手”と
”組み手の団体戦”があるけど
長男はどうせ負けるのかな
って不の連鎖が
旦那も私も感じてました
お昼休憩を挟んで
ご飯を食べてると長男の姿がなく
ホールまで探しにいくと
はだしになって1人で
黙々と組み手の練習をする長男
その姿を見て
何だか泣けました。
言葉もかけず見守ってました。
どうせ負けるなんて思って
しまった自分が嫌になりました
お昼からの”組み手”の試合
1回戦からなんと
1番仲良しの男の子との
対戦でした
相手は何度も優勝してる
男の子やし
勝ち目がないと思ってたけど
必死に応援しました
結果は…
ボロ負け
相手には7カウントも入れられました
”組み手”は
防護を付けて手にはグローブ
ポイント箇所にパンチ
もしくはキックが入ると
得点になり時間内に
勝負が決まります
試合後には応援席からも
長男の脱力感が目に
見えるし辛かったです
残りの団体戦
正直もう見たくなかった
旦那と観戦してても
「あいつ何であんなんやねん」
とか言うし
私も「じゃあもう空手辞めさす？」
とかで口喧嘩になり
いよいよ最後の
”組み手の団体戦”へ
私はビデオを撮る気力もなく
ボーっとしてたんですが
いざ試合が始まると
ビデオを必死で回してました
そしたら
なんと長男が相手の胸に
パンチが入って
1ポイント先制に
横では旦那がフェンスを
叩いて激しく応援してるし
そして何度か相手に
パンチを食らうも得点にはならず
もうドキドキで怖かった
そしたら
奇跡が起きたんです
長男の2回目のポイント
相手の胸にパンチが入ったんです
長男が必死にパンチして
防御して相手に向かってる
もうビデオ見ながら
怖くてドキドキしました
あと数秒のカウントが聞こえて
何とも言えず
ただただ涙がボロボロ…
周りにいた同じ空手の
保護者の方の厚い拍手に
胸が苦しくなりました
そして団体戦なので
3人のうち2人が勝たないと
次に進めないんですが
2人目がなんと負けでしたが
3人目が見事に勝ち
そして2回戦へと進み
長男が負けてあとの2人が勝ち
いよいよ決勝戦へ
ここでも長男が負け
2人目も負け
優勝にはならずでしたが
なんと準優勝に！
最後は全員の前で表彰されて
賞状とメダルもらえた長男
とても輝かしくて
ビデオ撮る手が震えました
最後まで諦めなかった
長男がとても誇らしかった
何とも言えない
気持ちになりました
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