その2腰椎椎間板ヘルニアを発症。その時、心は… | 髙宮えり子 〜あなたのコミュニケーションには奇跡を起こす力がある〜

私が腰椎椎間板ヘルニアを発症する前は、時々、何ヶ月かに一回くらいの頻度で腰痛(いわゆるぎっくり腰)が起きることはありました。

 

思い返せば17歳の時に初めて腰痛を体験してから、癖になっているのかな?と言うくらいに時々起きる症状で、自然に治まっていたこともあって、毎回、しばらくすれば良くなるだろうと見過ごしていました。

 

その腰痛が「時々」ではなく「頻繁」に起きるようになったのは、私が主任試験に合格して新しい病棟に異動になった時からです。

 

多くの主任試験に合格している人々は「委員会」と言って、感染、教育、記録、安全管理などの各分野ごとに病棟単位のマネージャーの役割を経験しています。

 

ですが、私は一つも委員会を経験したことがなくて、教養と論文の試験に合格しただけだったので「これで本当にやっていけるのだろうか?」と恐怖にも近い不安を感じていました。

 

しかも、馴染んだ人間関係を離れて新しい病棟への配属。

完全にアウェーでした😅

 

ですが、アウェーだったことが問題ではありませんでした。

私自身が「主任」と言う立場に対して抱いていた「こうでなくてはいけない」と言うイメージによって、自分自身を追い込んでいたことが最大の原因だったと、回復の途中で気がつきました。

 

腰椎椎間板ヘルニアが心理的な要因で起きるの?

そんな風に思うかもしれませんが、実は整形外科的にも腰痛やヘルニアの要因にはストレスを挙げています。

 

では、何が私にとってのストレスだったのか?

 

・若くして主任になったことで「年配のスタッフに負けてはいけない」と、自分に言い聞かせていた

・主任は行動モデルになることが求められているので、ふざけたり面白いことを言ったり、嫌なことでも我慢しなければいけない

 

このあたりが一番割合が多かったですね。

 

今にしてみれば、年配のスタッフは私よりも卓越したスキルや経験を持っているので、それらを活かすためには何ができるか?と考えたり、力を借りる方が、断然、信頼関係が築けたかもしれません。

ですが、その当時の私は「誰にも頼ってはいけない」と言う、自分への教育が強かったので「活かす」「力を借りる」と言う発想は微塵も浮かんで来ませんでした。

 

また、主任や看護師長は「真面目であれ!」と思っていたので「私も真面目に振る舞わなくては!」と、いつも表情を固くして、誰とも親しく話すことはありませんでした。

 

その当時、唯一一人だけいた仲が良い人は主任ではないので、この状況をわかってもらうことが難しく、どんどん一人で閉じこもっていくような日々でした。

 

それから数ヶ月後、仕事をしていた時に身体を捻った状態で重いものを動かす場面がありました。

その時は「なんか、おかしいな?」と腰回りの痛みを自覚しました。

それまでも、慢性的に腰のだるさや鈍い痛みはあったのですが、この時は決定的に異変を感じました。

 

それでも、その日は日勤後に夜中から夜勤があって、誰かに勤務を交代してもらうと言うことが言い出せませんでした。

「主任なのに、腰痛くらいで休むなんて…」

「シフトを調整するのって大変だよ〜」

そんなことを言われるのかもしれない、と考え出して、とても誰かに体調のことを相談する気にもなれませんでした。

 

「とにかく痛み止めを飲んで、夜勤はどうにかしよう」

ですが、数時間の仮眠をとったくらいでは痛みが良くなるどころか、痛みで胃液を吐くほどに酷くなる一方。

 

「絶対に誰にも迷惑はかけてはいけないのだから…」

 

こんな風に、自分に強く言い聞かせて気力だけで夜勤を乗り切りました。

夜勤でも20人以上の寝たきりの方を介護するので、全員のオムツ交換と体位変換、車椅子でなければ食事が難しい方の移乗などなど、日中ほどではありませんが、腰の強い痛みがある状態で乗り切るには、かなりハードでした。

 

「次の日の準夜勤までには、なんとか痛みが取れるかな?」

そんな一縷の望みにかけていましたが、ほとんど変化はありません。

準夜勤の後半で小走りに歩いた時に、右脚に力が入らなくなっていることに気がつきました。

 

腰が痛いだけでは、こんなことは起きません。

さすがに「これ、まずいな〜」と言う感じがして、次の日の休みに整形外科を受診しました。

その時のMRI画像が前回の記事の状態で、緊急手術の適応レベルの腰椎椎間板ヘルニアだと診断されました。

 

次回は、診断後の想いを記事にします。

 

 

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