情報処理技能検定試験(表計算) 準1級
11.得意先別請求額一覧表を基に
<出力形式3>のような処理をする
(平均は、整数未満四捨五入の表示)
もう、いつものように <出力形式2>の表から 1列(U列) 空けて
V列から 念のため 1行目は、開けようか V2 から 表を作成する
この問題だけを見た場合
一般的には、SUMIF 関数を 使います
参 考 SUMIF 関数
条件に合わせて集計する場合の関数
1.W2 セルを選択
2.fx (関数の引数) を クリック
[関数の挿入] ダイアログで
「関数の分類」を 「すべて表示」にする
「関数名」欄内で、「S」・「U」キーを続けて押す
関数名が、「SU」から始まる関数の位置へ移動する
スクロールし SUMIF を選択 [ OK ] クリック
SUMIF の [関数の引数]に 変化します
・ | 「範囲」 | : | 検索条件の範囲 |
・ | 「検索条件」 | : | 「範囲」の中で 選択する条件を設定する |
・ | 「合計範囲」 | : | 「範囲」と同じセル幅で、合計するセル範囲 |
※ 「範囲」と「合計範囲」のセル幅は、同じでなければならない
今回の場合
・ | 「範囲」 | 「商CO」のデータ範囲 | L3:L10 |
・ | 「検索条件」 | 「商CO」が 102 以外 | <>102 |
・ | 「合計範囲」 | 「請求額」のデータ範囲 | T3:T10 |
※ 「検索条件」欄内が、"<>102" と なっています
上から順番に、設定していく場合
「検索条件」欄で、<>102 と 入力
[Tab]キーで 「合計範囲」欄に カーソルが移動すると
自動的に " (ダブルクォーテーション)で、囲われます
もちろん 自分で、入力しても良いです
[ OK ] クリック
次は、条件がある平均を求めるので、AVERAGEIF 関数
参 考 AVERAGEIF 関数
検索条件に合う値の平均値を出したい場合
1.W3 セルを選択
2.fx (関数の引数) を クリック
[関数の挿入] ダイアログで
「関数の分類」を 「すべて表示」にする
「関数名」欄内で、「A」・「V」キーを続けて押す
「AV」から始まる関数に移動する
スクロールして、AVERAGEIF を 選択
[ OK ]クリック
AVERAGEIF の [関数の引数]に 変化します
考え方は、SUMIF と 同じです
範囲 必ず指定します
平均する 1 つまたは複数のセル (数値、または数値を含む名前、配列、セル参照) を指定します
検索条件 必ず指定します
平均の対象となるセルを定義する条件を数値、式、セル参照、または文字列で指定します
たとえば、検索条件は 32、"32"、">32"、"Windows"、または B4 のようになります
平均範囲 省略可能です
平均する実際のセルを指定します。 何も指定しないと、範囲が使用されます
・ | 「範囲」 | 「売上数」のデータ範囲 | O3:O10 |
・ | 「検索条件」 | 「売上数」が 460 以下 | <=460 |
・ | 「平均対象範囲」 | 「値引額」のデータ範囲 | S3:S10 |
※ こちらの「条件」欄も 先ほどと同様 自分で、" (ダブルクォーテーション) を 入力しても良い
W2:W3 セル範囲を 選択
「数値」グループにある , (桁区切りスタイル) を クリックする
(平均は、整数未満四捨五入の表示) と ありますが
「桁区切りスタイル」にすると
自動的に、整数表示(四捨五入)になります
これは、Excel の 既定の機能です
注 意
この試験の「模範解答」では、データベース関数を 使った答えが 掲載されています
データベース関数を 使う際には、「検索条件」のセル範囲を作成する必要があります
一応 データベース関数の使い方も 勉強しておいてください
参 考 データベース関数
12.罫線の太線と細線を区別する
(外枠は太線)
1.「輸入品原価計算表」のセル範囲 A2:H8 を 選択
表示される一覧で、太い外枠 を クリックする
3.そのまま 「セル」グループにある (書式) を クリック
表示されるメニューで、「列の幅の自動調整(I)」 を クリックする
「得意先別請求額一覧表」 と <出力形式3> にも 同様の操作を行う
※ 最初から 3つのセル範囲を選択して 操作しても良い
複数のセル範囲を選択するには
最初に セル範囲を選択したら [Ctrl]キーを押しながら 次のセル範囲をドラッグ選択
そして そのまま [Ctrl]キーを押しながら 次のセル範囲をドラッグ選択する