Merci Madame Y.

 

昨日に続いて乙川優三郎の本を。

プラス、昨日に引き続き、

時代小説にない特色とも云える「意志の強い」女性が登場するお話し。

 

今回の意志強き女性は主人公の父上の老いらくの恋のお相手。

妻を亡くし男手ひとつでふたりの息子を育てた父、、、

(その次男の息子が本書の主人公)

主人公20代前半の時に、父は殺されて、、、。

兄が家督を継いで、主人公がかたき討ちへ出発、、、。

 

まったく、武家のしきたりって、、、

 

主人公が本懐を遂げ、国元へ戻る。

なんと、家督を継いだ兄が、、お家断絶となっていて、、、。

あららの展開。

ストーリはサラリと継続、その後、主人公は商人へ転身。

 

で、、っで、、、。

上記の女性がラストを飾って初登場(この場面のみ)。

あああ~あ。

これは、ぜひ読んでいただきたい。

(結構、ぐっとしてしまふ)

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

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