今日の本、哀しいとは言えないまでも、、、明るい小説ではないです。
静謐というか、、、もろ手を挙げて幸せ~って感じじゃない。
内容は恋愛ものっぽい感じなのだけれど。
主人公は、
両親を亡くして、武家うまれを隠して武家の女中となる16歳の少女。
この時代なら結婚もアリのなのでしょうが。
この奉公先がほのぼのと居心地良い、、、。
奥方を尊敬し、、、当主に理想の男性像をだぶらせる、、、。
ストーリも静かに展開し、シミジミと読ませます。
さすがの葉室麟。
ラストも静かな幕切れ。
いや、ソアワセに暮らしましたとさって感じのラストなのですが。
イマイチ、大拍手っではないです。
読んだ方に聞いてみたいです ^^
おしまい。
※ ウチに咲く、ちょっと種類(常盤つゆ草)が違うので大振りで派手ですが同じ蛍草。
表紙の蛍草/つゆ草、可憐で素敵なイラスト、、、好き。