今日と明日、角田光代の本を取り上げたいと思います。
個性的で面白い作家さん。
今日の本は東京新宿に暮らす家族3代を描いた作品。
最初の代であるお爺ちゃんが死んだところから物語が始まります。
偶然、家族が出掛けたあと、一人残った孫が発見。
その孫が主人公、大学卒業後、就職はしたものの合わず辞表提出、、、
現在無職の大人になりきれてない男子。
祖父母・父母・主人公、それぞれの時代の流れを時空を飛びながらストーリ展開。
祖父は満州開拓団の経験者、祖母は単独中国に。
ふたりのなりそめも語られます。
そして、学生運動、、、安田講堂事件、、赤軍派の世相がバックの両親。
時代は大きく流れてゆく、、、。
なかなか、面白かった。
興味が湧いた方は読んでみてくださいまし。
おしまい。
※ 今年はホンキで寒い。氷点下が何度もあって、、、薔薇の葉っぱに霜。