昨日に引き続いて、今日の本も古めの本を。
村松友視/むらまつ ともみ(視の字は「示」に「見」と書く)、1940年生まれ。
1982年、「時代屋の女房」で直木賞を受賞した作家さん。
読み始めて、、、寡黙になってしまった。
タイトルの「鎌倉のおばさん」とは著者の祖父の後半生を共に生きた女性。
(今で云えば、愛人?
本妻が別にいて、、でもでも、まるで本妻のように暮らしていたのだそうで
著者は、この祖母に育てられてた、、、)
このお爺ちゃんも有名な文筆家で有名人。
名は「村松梢風」、、、知りませんでした、お名前さえ。
そんなこんなの、、、
身内の特異な状況を淡々と文章にしてあります。
いや、読むだけなら興味本位になりそうだけれど、、、
なりません、、、本気で読める。
なかなか。
作家って、、本気の作家ってすごいですね。
これも、昨日に続いてお勧めしちゃいたい本でした。
おしまい。
※ 青空、、、剪定された並木。ちょっと変わった風景の教会。ウチから車で20分くらいの処。
もう一つのブログ、@lapie,fr ( ↓ )も更新、、覗いてみてね。