初めて読む作家さん。
大佛次郎/おさらぎじろう、1897~1973年。
名前だけはかろうじて知っていた、、、という感じ。
ネット検索したら、これまた、大昔(?)の「鞍馬天狗」の原作者とありました。
この「鞍馬天狗」は、すっごく売れたそうで今で云えばベストセラー。
でも、「鞍馬天狗」も聞いたことがある程度です。
まっ、
取り敢えず、読書開始。
いや、すごい、時代は江戸から明治へ突入した頃のお話し。
(昭和22年9月から23年1月まで新聞に連載された作品。
手元本は、昭和56年4月に発行された初版本)
舞台は横浜で、、、ハイカラさん?
いや、、、そんな言葉は後の時代に使われたのかな、出てきませんでした。
元旗本の長男が主人公。
まだ、着物で刀も差して歩いている、、、。
まさに、時代の狭間です。
最終的には外国人が発行する新聞社に就職。
こんな時代もあったねと、、、?
なかなかの読み応えでした、珍しかったし。
読んでみたらいいかもです。
上記した大衆小説で売れたとあった「鞍馬天狗」より、いいのではないかな。
この本のような「開化もの」と呼ばれるようです。
(文明開化ですよ。歴史ですな)
図書館で「大佛次郎」チェックして読むのも面白いと思います。
(ワタクシは出来ませんが、、、グスン TT)
おしまい。
※ ボケボケ写真、、、朝靄と夜明け前の満月、ご勘弁を。
下部の灯かりは、カザリス村の地味なクリスマス・イルミネーション、、、。