未読の藤沢周平の上下巻、久しぶりでうれしいぃ。
今日の本は、実在する人物(新井白石)の生涯を描いた長編。
長丁場な読み物であるものの、さすが藤沢周平、一気に読ませでくれました。
新井白石と云えば、江戸中期の幕府を支えた人物。
彼の名をネット検索したら、
朱子学・歴史学・地理学・言語学・文学、その上で政治家ですって。
まっ、読後の検索だったので頷きながら感心してしまった、こんな人も居たのだと。
人生を全うした男の物語り、、っですね
不運、チャンスを掴む、病気、、努力と英知、、見事です。
(私生活の少ないのは寂しいけれど)
時代もの小説ファンなら、是非どうぞの本でした。
文句なく愉しめる。
(これ、藤沢周平ならでは魅力が大きい)
おしまい。
※ 見えるかしら、細い蜘蛛の糸。
小説の「蜘蛛の糸」は上から下への蜘蛛の糸。これは左右に伸びた「蜘蛛の糸」
朝露で光ってきれい。
今日更新した @lapie.fr ( ↓ ゴロをクリック!) は、大きな蜘蛛の糸の造形ショットをUP。