Merci Madame Y.

 

今日は、初読み作家さんの本。

恒川光太郎/つねかわ こうたろう、1973年生まれ。

本書で日本ホラー小説大賞を受賞し、デビューだそうです。

 

ホラー、、好きな人は好きっ?

ワタクシ、普通。

でも、この本、何だファンタジーみたいな美しさを感じてしまい……。

ホラーっていいじゃないかと思うようになりました

 

主人公の男の子、可哀想。

でもね、分かる気がして切ない。

真っ当さとか、設定の不思議さが魅力になってる。

 

この世のものとは違う、日本のどこかでひっそりと開かれる夜市。

売られるものも異常だし、その対価も何でもアリ… 。

不思議と云うより、怖いのだけれど。

 

いやいや、お時間あったら「読むべし本」であります。

(併載されている「古道」という作品もなかなかですよ)

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

※ 去年、初めて見てきれいねっと思った名知らずの花。

  今日更新の https://lapiefr.exblog.jp/d2020-04-24/ も、この花。

  光の加減で別の花のように……。