Merci Madame Y.

 

読み終って、深いため息をついてしまった。

表紙がソグワナイ。

こんなに軽い小説じゃないもの。

まるでフランス映画、ハッピーエンドにあらずなのですよ。

 

道場仲間の若い武士たちの話し(3人)。

田沼意次から松平定信の時代が背景の青春もの。

 

でもね、単なる成長物語ではありません。

また、従来の人情とか義理といった時代小説でもないのです。

3人とも貧乏御家人、ここまではアリがちな設定。

が、精神をやられちゃうストーリ。

正に、今の現実社会を反映してる……。

ラストがいいな、悲しいけど。

主人公、いい「おのこ」でございますっです。

(ちっと、可哀そうになる、、あっ、入れ込んでしまった^^)

 

再読してみましょ。

また、違った味わいがあるかも。

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

※ この桜、サクランボがなる木。佐藤錦のような味わいの^^

  今日更新した https://lapiefr.exblog.jp/d2020-03-27/  は、

  写ってる蜜蜂が主役のワンショット、カワイイ~ィ。