17日①乙川優三郎「冬の標」   Merci Madame Y.

 

ふむふむの読書。

優しい、悲しい。

人はシアワセになる権利があるでしょ?

少なくとも納得して生きていたい、死ぬときはホッとしたい。

 

この本、虐げられた… 、昔の女性が主人公だけれど… 。

真っ当に生きたつもりが老年になって後悔を迎えることも多い?

これは男性も女性も同じこと。

 

時代(この小説の舞台は江戸末期)は変わっても、現代も同様。

きちんと自分と向き合って生きてゆこうと再度、思わせてくれる本でした。

 

きれいで清しいお話し。

(ちょっと頑固な絵が好きな女の人のお話し)

ちょうど、昨晩、

2005年制作のフランス映画 (" Lule,Femme nue ") をTVで観たんです。

地味ながらナカナカの映画で、ラストがフランス的で大満足。

この小説と、まさに主題が同じ… 満足度も同じ… 。

 

ふうう~むうう~。

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

※ 冬なので庭に咲く花が少なくってサミシイ。

  今日更新したhttps://lapiefr.exblog.jp/d2020-01-17/ は、今朝、見つけたブルーのお花の写真を。

  ↓の写真は夏に咲いていたコンパニオンフラワーをス写真トックから。

  17日②夏の花