15日①柚木麻子「本屋さんのダイアナ」 Merci Madame Y. 

 

 内気でおとなしい個性の女の子が自分の世界を持つまでのお話し。

(小学生から、高校卒業、書店へ就職、安定)

お母さん、ひどすぎる。

まことしやかなな理由づけが出て来るけれど、納得できない。

 

土台がいい感じのお話しだから、すっごく、残念。

まあ、小説だからなっ。

 

忘れてたっ!

女性の友情物語でもあります。

この点も、少し納得できない感があるけれど。

 

恵まれた境遇のお嬢様が登場。

このお嬢様が「本物の友達」だとしてるのが不思議。

優しくないのよ、彼女。

少しの優しさがあれば、もっと膨らむのになあ。

この点でも、すごく残念。

 

まっ、いいか。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

※ ↓の小さな小屋みたいなのは「虫のホテル」と呼ばれるもの。

  植物にプラスになる虫がお泊りできる(特に冬場)。

  後ろに広がるのはブドウ畑(昨日・一昨日のレストランの敷地内)。

  15日②虫のホテル