8日①髙村薫「地を這う虫」

 

再読です。

(2016年1月18日ブログUP。この時、すでに再読。なので、実は再々読)。

短篇4編、すべて、元警察官が主人公。

それぞれ、退職事情は異なるものの、人として警官としての矜持あり。

変則の短編連作かな。

 

共通するのは無口なことぐらい。

4編とも、それぞれ、強烈な個性があります。

年齢も違うし

 

しかし、無様なまでに武骨で不器用で… 。

プラス、カッコよくない?

(まあ、受け止め方による、、でも、映画化は難しいでしょ)

 

何度読んでも、ううっとなります。

ふむふむ、ふ~む。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

※ 「地を這う虫」…

   ありんこも、ゲジゲジも…。

  みんな、一生懸命、生きてる。

  そして、道端には雑草が。

  可愛く咲くけれど、小っちゃくって目立たないなあ。

  8日②黄色の花の雑草