この時期になると思い出す本の一冊「朗読者」。
ニースで、知人のドイツ人と映画も観ました。
これで、3度目の読書。
(再読の時にブログアップで2013年8月13日付けUP)
今回は、主人公15歳の少年が21歳年上の女性をいかに愛したかを感じることに。
平坦な…、純愛もどきではありません。
屈折し、自分をイジメ、結婚相手、娘も苦しめるでしょう。
いえ、これは具体的なことではなく精神面のこと。
自覚さえしていないかもしれない「愛している人」を持ってる夫なんて厭でしょ?
自分の父が母以外を愛していたら厭でしょ?
本人、ちっとも自覚なくても。
でも、これ、ある意味、よくあることじゃないかと… 怖いけど。
実際、ストーリには妻も娘も数行しか登場しません。
語り手である主人公と、愛した女性「ハンナ」の物語り。
ホロコースト、ドイツ人がドイツ人を裁いたアウシュビッツ裁判が要となります。
多くの人に読んでほしい。
そんな本です。
おしまい。
※ 直径2センチくらいの雑草の花、… カワイイ。
花屋の花を飾るより、こんなが好き。
(ふむ? 花屋さんって25キロ行かないとないし^^)
今日更新の https://lapiefr.exblog.jp/d2018-07-31/ も植物関連?
??、っどえっす(笑)。

