極上の恋愛小説です。
タイトルから想像する…、
戦争シーンや原爆直後の市街シーンは出てきません。
第二次世界大戦、その末期に結婚する主人公、1週間後には夫出兵。
残された彼女は、まだ、二十歳前です。
ラストに近づくにつれ、夫の弟が彼女を憧れの目? 恋心?
…っが 、読者に伝わります。
健やかで、透明感がいっぱいの男の子。
で、運命の八月六日。
なんの不幸な言葉は書かれていません。
素晴らしい恋愛小説。
見事な戦争小説。
おしまい。
(7月2日UPの井伏鱒二の「黒い雨」と並べたい名作)
※ きっと、このおGさまも戦争を知っている?
あの村長さんマダムと踊っていたGさま^^
いい時代だwn、今は。