9日①車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」

 

再読っです。

本書、初読みは2014年10月25日、同ブログにUP。

☆5、再読も同じ☆5だwn。

 

すさまじい。

自分のことに失望し、淀み切って人生を放棄してゆく。

なのに、健気さが発露するんですね(男だなあとも)。

 

自分の体験から構築した小説なのであろうと想像。

つらいなあ。

実際の著者に伴走車としての詩人である配偶者が。

シアワセだったはず。

(2015年に亡くなったと、今回の再読でネット確認)

 

感想は4年前と変わらないのでふれない。

けれど、

再確認は主人公が、自分は原罪をもっているというのが疑問であると思う事。

 

日本人が、本気で「原罪」を意識するのかな。

またも、そうなりました。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

※ 暑いから水上機(米軍の航空艇)を。

  先月開催されたビスキャロス湖上の航空祭のときのワンショット。

  1カ月も前じゃないのに気候は変わった。

  日曜日午後2時過ぎ、気温は32℃。

  夏ねえ^^

  9日②ビスキャロス湖畔の米軍航空艇