2日①加納朋子「螺旋階段のアリス」 Merci Madame Y.

 

洒落た大人のお愉しみ本と云えるでしょうか。

プラス、ちょっぴり残酷さもある短編連作(全7篇)。

1篇ごとに「不思議の国アリス」のキャラクターが下敷きとなって登場。

 

仕立ては軽いミステリ仕立て。

主人公は早期退職の制度を利用して、自らの探偵事務所を立ち上げた五十路男性。

そこへ、表紙イラストのようなお嬢さんが探偵助手として押しかけてくる… 。

 

非常に説得力のない^^

ファンタジーっぽい滑り出しっです。

でも、これが読み進めて行くと「いい味」となって快感でもありました。

 

数時間で読み切ってしまった春の宵・読書。

 

 

おしまい。

 

 

※ 最近、よく庭に来る鳥さんたち。多い時は10羽くらいの団体さん。

  何を食べてるのかな、10分くらいは地面をつつきまくってる。

  今日更新 https://lapiefr.exblog.jp/ も庭ショットを。

  毎朝、7時前後にこの位置へ。

  カメラを向けたら、きっちり目線をこちらへ、個性的… 。

  2日②庭の鳥