27日①日明恩「ギフト」 Merci Madame Y.

 

日明 恩/たちもり めぐみ、1967年生まれ、初読み作家さん。

(難しい名前、読めませんでした。。)

 

云わばライトノベル、と、軽い気持ちで読み始めたんだけれど… 。

読み終えたら心に深く沈み込むような読後感。

 

主人公はふたり。

一人は映画「シックス・センス」に登場してる少年みたいな能力の持ち主。

もう一人は、繊細な感受性を持つ三十路の元刑事。

(繊細さゆえに、とある事柄で自ら退職。自己規制した狭い生き方をしてる)

 

短編連作仕立てで、1篇ごとにテーマとなる登場人物が。

このテーマ立ても、ふむふむしちゃうし、

二人が、ラストには人としての生き方を確立してゆく予感の成長物語でもあるんです。

(ライトノベルより、ヤングアダルトかな)

 

伝えることを持っている作家さんだなあって思いました。

2冊目も読みたい^^

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

※ 見事に頭を突っ込んで食事中(?)の白鳥さん。

  ビスキャロスの湖畔、平和な午後だw。

  今日更新の https://lapiefr.exblog.jp/ は、鳥さん受難に繋がる… 。

  湖の魚が激減なのだそうで。

  (でも、白鳥じゃないと聞いた)

  27日②食事中の白鳥