26日①帚木蓬生「千年香の恋人」 Merci Madame Y.

 

この作家さんを読むのも3冊目となりました。

1冊目は戦時中の朝鮮人労働者の悲劇。

2冊目は、精神を患って閉鎖的な環境で暮らす人々の喜び・悲しみ。

重たいとも云える2冊でした。

 

一転、本書は恋愛小説。

背景は昭和の香り。

笑える部分もあって読みやすい。

 

主人公は2度も結婚生活をまっとうできず一人暮らしの三十路女性。

 

彼女、終始、正直で真っ当に暮らしてる。

 

ラストはハッピーエンド。

 

うれしいですね、こんな恋愛小説も。

こんなって、どんな? 

落ち着いてるけれど、ちょっぴりワクワク。

年下男性をゲットなんだもん。

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

※ またもオムカエさんから、手製のフルーツ・コンフィを。

  珍しい黄色スイカだって。

  風味が希薄だから生姜とオレンジを少々混ぜてみたっとのこと。

  これまた、甘くなくって爽やか仕立て。

  ほんと、ココから引越しの厭になりそう。

  26日②黄スイカ・ジャム