とても小説らしい小説を読んだ気がしました。
桐野夏生、生理的にちっと苦手な作家さん。
けれど、読みごたえある作品が多いと思う作家さん。
この本も、そんな一冊でした。
タイトルの「IN」。
各章(7章あり)の見出しが、一つを省いて漢字の「イン」。
淫・隠・因・陰・姻、最終章が横文字でタイトルにもなっている「 I N 」。
小説家の浮気顛末?
まあ、身勝手な恋愛の形態であるけれど、本音で勝負してるだけとも?
(この辺のテーマも、あまり好みじゃないけれど。。)
でも、まっ、読ませてしまう力量ありなんですよね。
プラス、巻末の解説文が伊集院静氏。
これまた、ちっと苦手な作家さん。
でもって、この文章も興味深かったです。
おしまい。
※ 先週の外食で、すっごく美味しいサラダを食す^^
しゃきしゃきの野菜に砂肝とキノコを炒めたアツアツがのっかってる。これが美味しいこと。
冷めないうちに食べちゃうぞって感じ(^^