18日①大沼紀子「真夜中のパン屋さん」 Merci Madame Y.

 

読了後、タメ息。

今の日本って、ほんとにこんな不幸なの?

両親に育てられることもなく生き抜いてきた子供っているの?

 

もっと、普通ってあるよね?

そんな質問をしたくなるような本でした。

 

いえ、読み始めはライトノベルっぽい。

フランスのお菓子・パンの話が出てて、ふむふむ。

でもね、読み進めて行くと、疑問が。

 

登場人物のなかで、とっても優しい素晴らしい女性が居る。

”彼女の話しによれば、日本は戦場ではない

 でも、実際には戦場のような社会で生きている……”

(こんな分かりやすくは表現されていないけれど

 でもって、この女性は死んじゃってる。記憶で登場のみ) 

 

表紙、タイトル、こんなんで?

いやいや、

少々、驚かされた本でした。

だって、すっごく軽い振りして、すっごく重い話なんだもん。

こんなんで済むの?

済まないでしょう。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

※ 今日の本読んでたら、救いって何?

  っと、思っちゃった。

  安直には救えない、人って難しい。

  宗教だって信じらんない。

  18日②覗いてみたら