12日①高殿円「剣と紅」 Merci Madame Y.

 

今年夏前に読んだと記憶の作家、高殿円。

とても読みやすく、かつ、面白かった記憶。

 

で、大当たり、読ませてくれました。

 

戦国時代、舞台は三河・浜松…、名古屋の豊臣秀吉は名のみの登場だったけれど。

この時代って妄想の世界が広げやすいんじゃないかと。

だって、趣味人(お茶の流行とか、派手な衣装のオノコとか)多いもの。

 

本書は、

「橘/たちばな」の生まれ変わりかと農民までにも慕われる女性(女の子の時代から)がキーパースンっです。

(お雛様にも飾られる、神がかった植物としての「橘」)

結婚せずにお家大事の一生を過ごす生涯モノとも思える…… 。

でも、どっこい現代チック、係わり合う人々の群像物語でもあって、この辺りがなかなか^^

(表紙の女の子は、ちっと不気味。文章読んでると、もっと可愛い子ですよ)

 

ふんふん、結構、好きです。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

※ この前のボルドーで撮ったフラの高校生たち。

  若いというか、大人びてる?

  今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ は、ニースの高校のワンショット。

  (撮影は日曜日で高校生の姿は見えず… 。でも、まっ、ボルドーの子たちと変わらない)

  12日②こっちの高校生