昨日の静謐な小説と違って、今日の本は病める現代のミステリと云えそう。
タイトルにある「柔らかな頬」とは幼い女の子の頬……。
自分の欲求に忠実に生きたい母の身勝手さ?
病魔を抱え、イビツな精神で迷宮入りしそうな事件を追う元刑事?
主人公も登場人物たちも、不幸。
真実って残酷だし埋もれてしまう可能性が高い、っでしょ?
それを、掘り起こす執念は人を幸せにするのかな。
人って愚かだなっと思わせられちゃう。
いや、パワフルな小説。
これで、この著者は直木賞を受賞。
そうでしょうねえ……。
好みの人には、おおって感じ?
けれど… 好きじゃないです、この本。
(一応、☆は4つにしたけれど、再読ナシの☆2つが本音)
おしまい。
※ 昨日、散歩友だちをUPしたから、ウチのゴロも出しちゃお^^
秋ねぇ~、陽だまりで寝落ちしちゃってる。
今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ も秋をテーマに。
日本の「それ」より、淡い色、見てくんなまし。
(でもって、今日は金曜日だけれど「金曜日の閑話し」は、見合わせ。
読了本が溜まってるんだもん。勝手でスンマソン。。)