岡本綺堂、2冊目(上下巻ですが)。
初版は昭和4年、ほんとレトロ感ばりばりで独特の魅力。
岡本綺堂は英語が堪能だったそうで、今回は世界の怪談集。
えっと、上巻が7篇、下巻が10篇。
イギリス・フランス・ドイツ・ロシア・アメリカなどなど、意図的にチョイスしたとありました。
(パターンもいろいろにしたそう)
なかでも、興味を引いたのはゾンビの元祖もの。
タイトルは「ラザルス」。
ロシア人作家レイニッド・アンドレーフ作。
ラザルスって男性が亡くなり、墓に埋葬後の3日後に復活。
その描写は、現在のゾンビにピッタリ一致。
でもね、面白いのは、彼がローマを滅亡に追い込んだ…って、設定^^
話はデカいぞ!!
岡本綺堂、もっと読みたいっです。
おしまい。
※ 友人のメールの土用っだったと。
鰻は。。ないので。。
天ぷら蕎麦~♪
たっぷりの大根おろしは画面のそと^^