大御所と呼んでいい作家、塩野七生(しおの ななみ、1937年~、現80歳)。
実は、初読み(読まずキライだった)。
読んだら、やっぱりニガテ(司馬遼太郎と同じ)。
いや、お好きな人が多いと聞いています。
けれど、文章がついていけない(何だか偉そうで独断的で。。)。
合わないみたい…、これも司馬遼太郎本と同じ。。
内容は、とっても面白いん。
イタリアの歴史小説を書くべく、下調べ。
好奇心旺盛な著者は脱線を自覚しながら、いろいろ調べちゃうんです。
この本は、
そんなこんなで、興味か高じた「こぼれ話しチックなもの」をまとめたエッセイ集なのです。
たとえば、かのナポレオンの奥さんジョセフィーヌの従妹のお話し。
彼女、海での旅の途中に海賊に遭遇。
紆余曲折で拉致されてトルコの王様スルタンのハレム献上されちゃうんです。
でもでも、彼女は強運で結構シアワセな人生となるんです。
この顛末記、読んでていい気分になれました。
そんなこんなかな?
おしまい。
※ イタ飯屋さんの前に柑橘系の鉢が。
その根元に赤のサンパラソル。
まさに夏の色と云えそうな鮮やかな赤。
植えたばかりみたい。
きっと増えて華やかになりそう、好きだw、この花。