姜尚中(カンサンジュン)、作家さんと云うより学者・大学教授(学長にもなった)でTVの論客。
(1650年生まれ、現66歳。在日2世、韓国籍)
まったく、知らないお名前でしたが、読んで納得……。
本書は著者の母の一生を小説化したもの。
舞台は戦前は東京、戦中は名古屋から熊本へ、当地で終戦を迎える。
その顛末が、息子である著者の記憶で綴ってあります。
差別とかね、読んでてちっと息苦しい。
著者ご本人の葛藤も出てきて… 。
でも、とても自然体で書かれているので読みやすいです。
事実でしょうから… 説得力あり。
おしまい。
※ またも、冷やし中華が食べたくなる。
で、今日は冷たいスパゲティを。
海老・トマト・ブロッコリ・絹サヤ・黒オリーブ。