このブログへのUPは、初めての作家さん。
佐藤賢一、1968年生まれ、
ヨーロッパを舞台とした史実を底にユニークな歴史小説を多く上梓されている。
本書もフランス、ルイ12世と王妃との離婚裁判がテーマ。
主人公は、この裁判で王妃の弁護に当たる弁護士。
若き日の恋物語が隠れたストーリとして展開されています。
知的階級の男女間・結婚観が披露されていて面白いです。
(フラ男性の狡さ全開で苦笑しちゃう。日本の男の人って善良って実感する?)
政略結婚が横行する王家。
前の王様の娘を押し付けられて…、
自分が王様になったら、自分の奥さんを離縁しちゃいたい?
小賢しい利害関係もあって、なかなか読ませてくれます。
この辺りは史実。
それを面白く小説に仕立ててあるんです。
うんうん、よいはこの本^^
おしまい。
※ 午前6時、中央分離帯のスプリンクラーが作動。
ニース、この1か月くらい雨ナシ。
でも、ま、ココは基本、お水を上げないと植物は枯れちゃうの。。
なので、朝の道路はどこも水浸し(道路掃除にも水を撒くしね^^)。
今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/も朝6時の光景。ビーチサイドのワンショットを。