13日①佐藤賢一「王妃の離婚」 Merci Madame Y.

 

このブログへのUPは、初めての作家さん。

佐藤賢一、1968年生まれ、

ヨーロッパを舞台とした史実を底にユニークな歴史小説を多く上梓されている。

 

本書もフランス、ルイ12世と王妃との離婚裁判がテーマ。

主人公は、この裁判で王妃の弁護に当たる弁護士。

若き日の恋物語が隠れたストーリとして展開されています。

 

知的階級の男女間・結婚観が披露されていて面白いです。

(フラ男性の狡さ全開で苦笑しちゃう。日本の男の人って善良って実感する?)

 

政略結婚が横行する王家。

前の王様の娘を押し付けられて…、

自分が王様になったら、自分の奥さんを離縁しちゃいたい?

小賢しい利害関係もあって、なかなか読ませてくれます。

この辺りは史実。

それを面白く小説に仕立ててあるんです。

 

うんうん、よいはこの本^^

 

 

 

おしまい。

 

 

 

※ 午前6時、中央分離帯のスプリンクラーが作動。

ニース、この1か月くらい雨ナシ。

でも、ま、ココは基本、お水を上げないと植物は枯れちゃうの。。

なので、朝の道路はどこも水浸し(道路掃除にも水を撒くしね^^)。

今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/も朝6時の光景。ビーチサイドのワンショットを。

13日②午前6時の中央分離帯