20日①井上ひさし「東慶寺」 Merci Madame Y.

 

江戸時代に「駆け込み寺」というものがあったのは知っていました。

(妻側から、離婚が出来なかったなんて人権蹂躙だw)

 

この本、駆け込み寺の案内本みたい^^

入所時に必要なお金や期間などのルールも詳しく書かれてます。

これを読むのだけでも興味津々。

 

本の仕立ては短編連作。

駆け込んだ一人で1篇(全14篇)。

駆け込み寺って、駆け込んだらすぐにOKじゃないんですね。

審査があるんです。

この期間、お寺の前の旅館が利用されるわけ。

この旅館に居候的にいる戯作者(当時の作家)の語りで纏められています。

 

いろんなケースがあるんですね。

典型的な嫌いだから別れたいってだけじゃないようで。

この当たりが読み応え?

 

まっ、そんなこんなでした。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

※ 芝生の間や広場に咲く、「Bouton d'or /金のボタン」と呼ばれる花 ↓ 。

ほんとに花びらが光ってるんです。

写真じゃ分かりにくいかなぁ、お見せしたいっ!

20日②金ボタン