20日①乙川優三郎「脊梁山脈」 Merci Madame Y.

 

月曜日に、いいなあっと思う本をUP出来るのはシアワセっです。

今日は、最高。

 

乙川優三郎、多くの時代もの小説を上梓の作家さん。

でもでも、本書は現代もの(とは云え、昭和が背景ですが^^)。

 

主人公、復員兵として中国から引き揚げてきます。

故郷、福島へ向かう列車で、同じく復員兵の一人に助けられる… 。

この復員兵がキーパーソンとなってストーリは大きく展開してゆきます。

日本の歴史(教科書で習うような)に大きな誤りがあるのではないか。

それが、大袈裟ではなく、こつこつと調べ物をする間に明らかとなってゆくのです。

 

これは、読んでいただきたい本です。

普通の小説にはない、真摯なものを感じさせます。

かと言って、メンドクサイ読書にあらず…っです^^。

 

 

しまい。

 

 

 

※ 開催中のカーニバルの立役者を。

毎年、〇〇の王様というテーマがあるのね。

今年は、エネルギーの王様だそうで^^これ↓が王様どえす。

(青森のねぶた祭りの方が渋くって好き~。いかが?)

20日②カーニバル①