26日①宮部みゆき「幻色江戸ごよみ」 

 

再読ではなく、実は再再読の本書っです。

正統派で面白く、何度でも読めるんだもの。

このブログを始めた年、2011年に再読でUPしています。

 

お江戸、下町人情話にプラスして怪奇もの。

仕立ては短編12本。

いずれも、切なさと情愛…。

女が泣いて、男も苦しがる。

そこには、マジに愛があるからとしか言えない。

 

ひと作品だけでも紹介しましょうか。

 

第五話の「庄助の夜着」。

主人公は不器用で話しべた、自分はどうしようもない人間だと自覚。

でもね、手伝ってるお店の娘に片思い… 。

きれいな女性のお化けが話を支えます。

切ないラストです。

タメ息、山盛り、だけど… いかんともしがたいんだもん。。

 

まっ、ほんと、お奨め時代ものっです。

 

 

おしまい。

 

 

 

※ 旧ニース街にあるギネスのお店。

見てよ!!

木製のシャッター… スムーズに開くのかしら… 。

作動中を見たことないけど、大丈夫。

営業中は、ちゃんと上まで上がってたよ^^

26日②木製シャッター