再読ではなく、実は再再読の本書っです。
正統派で面白く、何度でも読めるんだもの。
このブログを始めた年、2011年に再読でUPしています。
お江戸、下町人情話にプラスして怪奇もの。
仕立ては短編12本。
いずれも、切なさと情愛…。
女が泣いて、男も苦しがる。
そこには、マジに愛があるからとしか言えない。
ひと作品だけでも紹介しましょうか。
第五話の「庄助の夜着」。
主人公は不器用で話しべた、自分はどうしようもない人間だと自覚。
でもね、手伝ってるお店の娘に片思い… 。
きれいな女性のお化けが話を支えます。
切ないラストです。
タメ息、山盛り、だけど… いかんともしがたいんだもん。。
まっ、ほんと、お奨め時代ものっです。
おしまい。
※ 旧ニース街にあるギネスのお店。
見てよ!!
木製のシャッター… スムーズに開くのかしら… 。
作動中を見たことないけど、大丈夫。
営業中は、ちゃんと上まで上がってたよ^^