2日①関口尚「空をつかむまで」 Merci Madame Y.

 

文部省推薦図書みたいな本。

真っ当だし、健気だし、愛と友情だし。

 

この作家さん、2冊目。前回はデヴュー作でもある「プリズムの夏」。

これも、文部省推奨図書みたいな?

この作家さんの持ち味なんでしょうね。

 

主人公中学3年生男子。

少し屈折してはいるものの、骨のある男の子。

一度の挫折が尾を曳いているのだけれど、それを克服。

友情物語ともなっているストーリ。

 

いや、ほんと、

たまに、こんな清廉な小説を混ぜて読むのが読書の醍醐味かも。 

 

そんなこんな^^

 

 

おしまい。

 

 

 

※ ふと、見上げたら薔薇のモチーフが。

廂(ひさし)にまで薔薇。

街なかのボジョワア(日本風に云えばブルジュアっかな)って呼ばれる建物には多い。

でもでも、きれい。雰囲気、ありあり^^

2日②ひさしにまで薔薇の花