文部省推薦図書みたいな本。
真っ当だし、健気だし、愛と友情だし。
この作家さん、2冊目。前回はデヴュー作でもある「プリズムの夏」。
これも、文部省推奨図書みたいな?
この作家さんの持ち味なんでしょうね。
主人公中学3年生男子。
少し屈折してはいるものの、骨のある男の子。
一度の挫折が尾を曳いているのだけれど、それを克服。
友情物語ともなっているストーリ。
いや、ほんと、
たまに、こんな清廉な小説を混ぜて読むのが読書の醍醐味かも。
そんなこんな^^
おしまい。
※ ふと、見上げたら薔薇のモチーフが。
廂(ひさし)にまで薔薇。
街なかのボジョワア(日本風に云えばブルジュアっかな)って呼ばれる建物には多い。
でもでも、きれい。雰囲気、ありあり^^

