29日①司馬遼太郎「空海の風景」  Merci,Madame S.

 

久しぶりに時間をかけて丁寧に読みました。

もちろん、とてもとても興味深かったからです。

司馬遼太郎、1923~1996年(72歳没)。

一時期、国民的作家ともてはやされた小説・ノンフィクション作家。

(冊数は読んでるものの、実は、ニガテで「尻吼え孫市」という作品だけしかいいと思わなかった)

 

今回のこの本、タイトルに魅かれて読んでみようと。

そしたら、まあ、なんて、すごいんでしょ。

空海も威張った大昔の宗教家という認識しか持ってなかったのに。

でも、何故か気になる存在で…。そうです。

すごいです、空海。

もうね、スーパーマンですよ。

1200年前の人ですよ。

遣唐使で中国に行って、行く前に本から学習してたから、2年で免許皆伝。

(言葉違います。宗教用語で阿闍梨? になって帰国)

日本で、本場インド・中国では未完成だった密教を体系つけて日本に根付かせた人。

 

絵も描くは、書はプロ(お手本も作っちゃう)、土木も建築も八面六臂の実力。

 

ほんと、居たの?

居たのです。

 

読んでみて、司馬遼太郎という作家の素晴らしさも認識できた本でした。

 

 

おしまい。

 

 

※ 雰囲気のある自転車でしょ?

モーター付き。安定感もあっなかなかだなっと思ってワン・ショット^^

29日②雰囲気ある…