久しぶりに時間をかけて丁寧に読みました。
もちろん、とてもとても興味深かったからです。
司馬遼太郎、1923~1996年(72歳没)。
一時期、国民的作家ともてはやされた小説・ノンフィクション作家。
(冊数は読んでるものの、実は、ニガテで「尻吼え孫市」という作品だけしかいいと思わなかった)
今回のこの本、タイトルに魅かれて読んでみようと。
そしたら、まあ、なんて、すごいんでしょ。
空海も威張った大昔の宗教家という認識しか持ってなかったのに。
でも、何故か気になる存在で…。そうです。
すごいです、空海。
もうね、スーパーマンですよ。
1200年前の人ですよ。
遣唐使で中国に行って、行く前に本から学習してたから、2年で免許皆伝。
(言葉違います。宗教用語で阿闍梨? になって帰国)
日本で、本場インド・中国では未完成だった密教を体系つけて日本に根付かせた人。
絵も描くは、書はプロ(お手本も作っちゃう)、土木も建築も八面六臂の実力。
ほんと、居たの?
居たのです。
読んでみて、司馬遼太郎という作家の素晴らしさも認識できた本でした。
おしまい。
※ 雰囲気のある自転車でしょ?
モーター付き。安定感もあっなかなかだなっと思ってワン・ショット^^