嵐がきた、翌日。
波打ち際に一羽のカモメ。
随分前、色川武大が影山民夫「海のむこうのクウ」という小説の解説に。
ほんの少しの嘘を加えると、面白い小説になる……、みたいなことを書いていた。
(もちろん、SFとか、ファンタジーは別として)
そうでしょうねえ。
事実は小説より奇なりとも云うけれど、昨今の小説って嘘八百みたいなのが多くって。
ちっとも、面白くない。
小説は、所詮、虚構の世界とはいえ、身につまされるとか、涙してしまうとか……
入れ込みたい。
最近、入れ込めなくってサミシイな。
※ 旧ニース街を歩いて、こんな人たちに遭遇。
1800年代の衣装かな。
ココに住むと、見たことがないものを見るチャンスがある。
今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ は、今も現実に存在するジプシーの姿。
まったく、想像も出来ない社会。幸せ? 不幸? 皆目、見当がつかない。


