初めて読む作家さん。
桜木紫乃、1965年生まれ。2013年に「ラブレス」で直木賞受賞。
2003年デビューの時、新官能派のキャッチコピーが付いたそう。
(もっと、早く読んでいたかったなっ)
同書も、その流れ。
でも、激しさはなく淡々。
いい意味でのクールさのある、ナチュラルな官能派。
仕立ては、一つのホテルにまつわる、短編連作、全7篇。
大変に読みやすい。
時間軸は前後しており、
全短編のすべてを読み終えると、このホテル誕生から終止符まで展開。
人の流れ、その登場人物の切なさがありあり。
この小説って、人生の切なさがテーマかな。
その上で、人生をリアルに感じちゃう。
生きるって切ないよ?
悪くない……。
おしまい。
※ オーブンの温度管理が不安定になっちゃって。
鍋で若鶏の蒸し焼きを作ってみちゃった。
写真奥のキッチンペーパーには、じゃが芋が。
焼くこと、1時間半。結構、美味しく出来たw^^