6日①桜木紫乃「ホテルローヤル」  Merci Madame I.


初めて読む作家さん。

桜木紫乃、1965年生まれ。2013年に「ラブレス」で直木賞受賞。


2003年デビューの時、新官能派のキャッチコピーが付いたそう。

(もっと、早く読んでいたかったなっ)


同書も、その流れ。

でも、激しさはなく淡々。

いい意味でのクールさのある、ナチュラルな官能派。


仕立ては、一つのホテルにまつわる、短編連作、全7篇。

大変に読みやすい。

時間軸は前後しており、

全短編のすべてを読み終えると、このホテル誕生から終止符まで展開。


人の流れ、その登場人物の切なさがありあり。


この小説って、人生の切なさがテーマかな。

その上で、人生をリアルに感じちゃう。

生きるって切ないよ?


悪くない……。



おしまい。





※ オーブンの温度管理が不安定になっちゃって。

鍋で若鶏の蒸し焼きを作ってみちゃった。

写真奥のキッチンペーパーには、じゃが芋が。

焼くこと、1時間半。結構、美味しく出来たw^^

6日②鍋で蒸し焼き