8日①井上荒野「つやのよる」  Merci Madame I.


数年前に読んだけれど、何だか不可解だった記憶で再読。


主人公、男好きの美人。

十代から色っぽく、ガンで亡くなるまで複数の男たちを翻弄。


この小説が面白いのは、主人公が前面に登場しないこと。

係わりのあった人間たちの話しが積み重なって彼女が浮き彫りに。


短編連作っぽくも読める。


ある種の悪女本。

以前感じた不可解さ、今回も解消されず……。


どろっと、し過ぎ?

不幸のしこりみたいなのがあり過ぎるというか。


ふむ、これ好みの問題かな?


まっ、いいか。



おしまい。

(今日の…、相当いい加減でスイマセン)




※ お酒のつまみ。

何か分かんないでしょ?

緑の蓋の右が鶏肉の旨煮、左がどんこ椎茸の含め煮。

後ろのがキャベツの炒め煮(ちょっと酢を利かせて)。

まとめて作って、2~3日で食べきってる。

8日②椎茸・キャベツ・七面鳥