2日①高見順「詩集死の淵より」  Merci Madame S.


今日も、昨日に続いても亡くなってしまった昔の文学者。

(昨日の倉橋由美子は 1935~2006年、69歳没)

もっと以前、1907~1965年、58歳没の高見順。

ビックネームの作家・詩人の本です。



実は、名前を知っているだけで読んだのは初めて。

それも、遺稿とも言えそうな詩集です。


癌を発見され、その時代は死への病とされていたわけで。


その割には、淡々とした詩。

死は、生にも通じているなあと実感。


ちゃんと生きることは、ちゃんと死ぬこと。


できれば、苦痛が少ないように……。

そのあたりの切実さが胸に迫ります。


こんな本も読んでみるといいなあと思いました。



おしまい。





※ ちょっぴり、甘いもの。南仏名物の砂糖漬け。れは珍しいスミレとミント。

そのまま、ポンと食べてもいいし、熱湯を注いで甘いお茶。

たまには、いいかも。

(プレゼント用に購入、日本の友へ。感謝をこめて^^)

2日②スミレとミントの砂糖漬け