初めて読む作家さん。
石持浅海、1966年生まれ(現49歳)。
一番のヒットは、
2006年に文庫化された「月の扉」、半年で10万部突破と wikipedia に。
今日の本は文庫本初版2012年発行のもの。
読んで、ちょっと、驚き。
舞台が、一つの会社の総務部の部屋と会議室の2か所だけ。
あと、携帯電話で少しの繋がりが登場するのみ。
(イントロと後日談は、これに含まれていませんが)
なのに、面白い。
主人公、まだ20代半ばの中堅一歩手前あたりのサラリーマン。
会社の組織?
その複雑さの中から生まれた小説なのかな。
会社に勤めたのって半年しかないのでピンときませんが。
とっても小さな世界と思える人間関係。
加えて、ストーリ展開が明るくって理路整然。
ミニマムな推理ものなんだけれど、ふんふん愉しんで読めちゃう。
主人公のほかに、ジミなヒーローが登場。
魅力的なんです、その人。
なかなかユニーク、この作家さんを1冊で好きになってたみたい。
だって、次に読むのが楽しみなんだもの。
おしまい。
※ 一昨日の日曜日。
海岸通りで開催された障害物ラリー。
三々五々、少人数の友人と、はたまた、10人を超えそうなグループが参加。
↓ のような大掛かりな障害物はスポンサー付でたくさん設置されてた。
今日更新した http://lapiefr.exblog.jp/ は、この日のワンショットをアップ。
見てくだされば、嬉しいっな^^