24日①石持浅海「八月の魔法使い」  Merci Madame I.


初めて読む作家さん。

石持浅海、1966年生まれ(現49歳)。

一番のヒットは、

2006年に文庫化された「月の扉」、半年で10万部突破と wikipedia に。


今日の本は文庫本初版2012年発行のもの。


読んで、ちょっと、驚き。

舞台が、一つの会社の総務部の部屋と会議室の2か所だけ。

あと、携帯電話で少しの繋がりが登場するのみ。

(イントロと後日談は、これに含まれていませんが)


なのに、面白い。

主人公、まだ20代半ばの中堅一歩手前あたりのサラリーマン。


会社の組織?

その複雑さの中から生まれた小説なのかな。

会社に勤めたのって半年しかないのでピンときませんが。


とっても小さな世界と思える人間関係。

加えて、ストーリ展開が明るくって理路整然。


ミニマムな推理ものなんだけれど、ふんふん愉しんで読めちゃう。


主人公のほかに、ジミなヒーローが登場。

魅力的なんです、その人。


なかなかユニーク、この作家さんを1冊で好きになってたみたい。


だって、次に読むのが楽しみなんだもの。




おしまい。




※ 一昨日の日曜日。

海岸通りで開催された障害物ラリー。

三々五々、少人数の友人と、はたまた、10人を超えそうなグループが参加。

↓ のような大掛かりな障害物はスポンサー付でたくさん設置されてた。

今日更新した http://lapiefr.exblog.jp/ は、この日のワンショットをアップ。

見てくだされば、嬉しいっな^^

24日②昨日の障害物レース