苦役列車…、人生、苦役列車に乗車するのと同じ?
自ら、小説家ではなく私小説家と称している作家さん。
本書で芥川賞を受賞し、以後、〇〇 っぽい生き方を目差してるみたい。
(いや、どう表現したらよいか…)
こんな苦労をする人もいるのだな。
父、強盗強姦で逮捕。
両親の離婚。
中学を卒業で独立。
鶯谷家賃8000千円の部屋に住む。
肉体労働で日銭を稼いで生活。
はあ、よく作家になったわね。
これだけで、タメ息。
本書、超絶な説得力アリ。
私小説だもの。
とても。興味深かった。
文章も独特な魅力があって、不思議な言語感覚。
あっ、これ、いい意味で。
おしまい。
(これ、再読します、必ず)
※ 久しぶりに旧ニース街へ。
教会の前に、こんなんアリ。
お留守の乞食さん。
写真、1ユーロだそう。