28日①朝井まてか「すかたん」  Merci Madame S.


初めての作家さん。

いいな、好きになりそう。


この本、舞台は大阪。

東京、いえいえ、時代ものなので江戸出身の主人公。

江戸から大阪のお役目で出張した夫に付いてきた妻。

なんと、1年足らずで未亡人に。


とっとと帰ればいいけれど…。

実家は代替わりで帰れないし、嫁ぎ先へも子供なしで戻れない…。

慣れない大阪での一人暮らし。


いや、面白い。

江戸人と大阪人。

主人公、「すかたん」?

いや、読み進めると……もう一人、すかたんが居る…。

(すかたんとは、間の抜けたことをする人って感じの言葉)


説明するより、読んでみてと薦めたい。


この作家さん、中年過ぎに人生仕切り直しみたいに小説家なった人。

前身はコピーライターさん。

言葉の使い方が小気味よいです。


ネット・チェックしたら、読みたい本、ありあり。

(「恋歌」とか、「阿蘭陀西鶴」とか…)

楽しみ~。



おしまい。




※ 今年も、足元が派手そう~

この店ばかりじゃなくって、ほかの店も、このノリ……。

大阪おばちゃんへ変身かしら。

(光りもの…ヒョウ柄とかがお好きと?)

28日今年も派手そう