20日①原田マハ「まぐだらのマリア」  Merci Madame S.


参ったっです。

話しとしては、健気で正直者の青年がおとなの世界で翻弄される。

それを、女性が救う(これがタイトルの食堂まぐだら屋のマリアさん。)。

順当な小説ではあるのです。


でもですね。

おちょくってる?

って、思うほどキリスト周辺の名前をもじってる登場人物。


マグダラのマリアと云えば、マリアとは正反対な売春婦でしょ。

そんなオンナまで救ったイエスはすごい?

イエスの足にひれ伏す女性として有名(バロック音楽の名曲もアリ)

宗教の事って肯定も否定もするつもりはないけど…。

信者の皆様、このあたりは…。

(男性のあばら骨で作られた女性…)


けれど、それを使って…


この作家さん、どう考えたのか理解不能。

キュレーターが本領?

今はタレントさん? 

コメンテータさん?


いや、面白いとも受け止められるけれど、

好きじゃないです、この本。



おしまい。





※ ちょっと前に入った中華料理屋さんの店内に、こんなポスタ。

  仁丹って、今も売ってるのかな。

  これって中国製のポスターなのかな。

  疑問いっぱい。

  仁丹って日本のだよね?

  20日①仁丹