この本も再読だけれど、ブログにはアップしていないと思います。
ちと、問題を抱えてしまっている作家さんですが…、
作家らしいとも言えるかな。
この本、史実と虚構をない交ぜにしてストーリを構築した小説。
この作家さんらしく、主人公は天草四郎。
綺麗な男性だったとされていますもんね、この作家さんの趣味にぴったり。
昔々、
長崎出島からポルトガルへ行った女性の息子が天草司郎と設定。
(そんな女性がいたのは事実みたい)
いやあ、神さまに? 復讐……?。
独特の解釈と展開です。
けれど、信仰とはという解釈はちゃんと提示してあるんです。
もちろん、辻褄もあってて納得。
読ませます。
眉唾って言っちゃおしまいです。
小説ですから。
愉しませてくれるのは事実だもん。
おしまい。
※ 南仏名物、果物の砂糖煮。
夕方、店先を通ったら売り切れ直前風情。
売れるんだなあって、妙に納得。
(そんなに、売れるもんじゃないと思い込んでた。認識不足。。)