9日①矢口敦子「人形になる」


再読ではなく、3度目。

たまに、この手が読みたくなる。


ある意味、R指定。

肢体不自由な女性が、人形フェチと出会って…。、

おぞましいです。

(直接的な文章はないので、ご安心を。品格あり)


人って、怖いなあ。

自分にも、この怖さが充分に理解できちゃう怖さ…。

読後、大きなタメ息。

けれど、嫌な気分ではないのです。

受け入れられるのです。



ほんわか気分の本ばかり続いてると、この辺りで読みたいとなるんです。

(前回は2012年11月)


こんな本がほかにもあればいいのに。


この本、中編が2篇。

「二重螺旋を超えて」という作品が併載。


女性性の怖さでしょうか。

ミトコンドリア…、母性の螺旋……。


ふむふむっですよ。




おしまい。






※ またもバイク。

  この手を見ると…カメラを出しちゃう。

  でもって、撮っちゃう。

  カッコいいもん。好きなんだもん。

  9日②またもバイク