1日①滝口悠生「死んでいない者」  Merci Madame H.


昨日に続き、芥川賞受賞作。

読むのは、これまた初めての作家さん。


お葬式の当日のお話し。

まさしく死んでいない者たちの会話であったり、独白であったり。

なかなか、面白い。

死んだのがお爺ちゃんってことだからか、この一族の個性か。


なんかね、生きる明るさがあって好きです。

(お葬式の小説なのに)

人間、いえ、生きてるものは死ぬのが当たり前だもの。


それを受け止める残されてる人も、淡々とさっぱりと。

ストーリも起こるべきエピソードも些細なのに、ほのぼの?

読後に余韻をくれます。


この作家さんって根が陽気な方なのかな。


うん、いい小説を読んだ。




おしまい。





※ ほんと、新規開店になったスーパー使える。

  この缶詰は鮪水煮缶。

  こっちって油漬けが多いけれど、これは日本の某シーチキンとそっくり。

  ちょっと、食生活が向上。うれしいなっ。

  今日更新のhttp://lapiefr.exblog.jp/ は、何となくお雛様チック写真を。

  (独りよがりかな、お時間あったら覗いておくんない、今時代もの読んでる。。)

  1日②シーチキンみたい